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クルマエビ 車海老 【通称・別名】ホンエビ・サイマキ

代表的な寿司・天ぷらの高級食材

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クルマエビの見た目の特徴
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主な旬
122
全長
830cm
身質
その他
漁期
夏〜秋
人気度
人気!
味の評価
とても美味!
希少性
普通
重要度
普通
旬の時期
食味の良さ
産卵期
漁期
7/18
※各情報は平均的な指標であり、地域や個体によって異なります。
Aichi Kagawa Ehime Fukuoka Kumamoto Oita Kagoshima Okinawa

クルマエビの名産地

多く出荷・流通している産地。または主な漁獲可能な産地。

クルマエビの基本情報
分類ホンエビ上目十脚目クルマエビ科
学名Marsupenaeus japonicus Bate.1888
地域名マダラエビ、ホンエビ、アエビ、ホウサイエビ(三重県安乗)
分布朝鮮半島南部、北海道南部、台湾、中国、東南アジア、地中海東部
寿命1年
シェアする

クルマエビ【車海老】寿司や天ぷらなどの日本食の代表的なエビ。その味の良さから昔から高級食材として扱われている。天然物は数が少なく現在では9割ほどが養殖であるが、高品質な養殖クルマエビは天然物とは大差が無いと言われる。

クルマエビの特徴

昔より高級食材として扱われてきた日本食の代表的なエビです。
主には内湾の浅瀬の海底に生息しています。
一般的に出回っているクルマエビの9割は、沖縄や鹿児島などの養殖物です。
天然物のクルマエビは、近年の内湾の開発や水質汚染によって漁獲量が減ってしまったため、今では養殖が主になっています。
養殖物でも天然物とそこまで大きな差は無いと言われています。

クルマエビは、死んでしまうと色が変わってしまうため、見た目が悪く、価値が大きく下がります。そのためクルマエビは生きたまま流通するのが基本です。

クルマエビのサイズによる名前の違い

クルマエビは、成長サイズによる呼び方の違いがあります。(※地域によって異なる場合があります)
主に流通するサイズとしては、15cmほどのものが多いですが、まれにメスなどで30cmほどまで大きくなるものもいます。

  • 10cm以内の小さいもの

    【呼び名】
    コマキ、サイマキ

  • 10〜15cmほどの中くらいのもの

    【呼び名】
    マキ

  • 15cm以上のもの

    【呼び名】
    クルマ、オオグルマ

    クルマエビの名前の由来

    クルマエビの名前の由来は、エビが丸まった姿が黒い縦縞の見た目などから車輪のように見えることからクルマエビと呼ばれます。

    クルマエビの生態・漁法

    クルマエビは、北海道南部から朝鮮半島、中国沿岸、さらに、台湾や東南アジア、オーストラリア北部、フィジー、地中海東部など広く分布しています。

    内湾・内海の水深100m内の汽水域の砂泥底に生息しています。基本的には砂の中に潜って身を潜めており、夜間に餌を求めて行動を行います。

    漁法としては、底曳網、刺網などで漁獲を行います。

    クルマエビの旬

    クルマエビの旬は、11月から2月くらいの晩秋から冬の時期です。

    エビの甘みというのはアミノ酸のグリシンという非必須アミノ酸の一種からよるものです。
    このグリシンは冬の冬眠期になると最も多くなるため冬が旬だと言われています。

    また、6月〜10月の初夏から産卵期までの期間は、苦味成分でもあるアミノ酸アルギニンが増えてしまうということで、冬のエビとは大きく味が異なってしまうということもあります。

    参考文献・参考Webサイト

    以下は、いつもお世話になっている書籍・Webサイトや、今回参考にさせていただきました書籍・Webサイトになります。ありがとうございます!

    【書籍】

    • 荒賀忠一,望月賢二,中坊徹次,小西和人,今井浩次,小西英人著編集(1995)『新さかな大図鑑―釣魚 カラー大全』株式会社週刊釣りサンデー.
    • 小西英人(2018-2021)『釣魚1400種図鑑』株式会社KADOKAWA.
    • 石川皓章著(2010-2019)『海の魚 大図鑑』瀬能宏監修,隔週刊つり情報編集部編,日東書院本社.
    • 『おとな図鑑(2) おいしいお魚百科』藤原昌高監修,ぴあレジャーMOOKS編集部.
    • 島津修(2020)『いちばんくわしい 魚のおろし方と料理』高橋書店.

    【Webサイト】

    ヽ Author ゞ

    おびれ〃

    とともん管理人です。元魚屋勤務・海鮮居酒屋店主。調理師。常に魚の情報を追求しています。
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