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マダラ 真鱈 【通称・別名】タラ・ホンダラ

日本の冬の食卓に欠かせない北国を代表する魚!鍋物や白子が美味!

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お気に入り
マダラの見た目の特徴
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主な旬
122
全長
70120cm
身質
白身
漁期
通年
人気度
普通
味の評価
普通に美味
希少性
たくさんいる
重要度
重要!
旬の時期
食味の良さ
産卵期
漁期
7/18
※各情報は平均的な指標であり、地域や個体によって異なります。
Hokkaido Aomori Iwate Miyagi Akita Yamagata Niigata

マダラの名産地

多く出荷・流通している産地。または主な漁獲可能な産地。

マダラの基本情報
分類タラ目タラ科
外国名Pacific cod
学名Gadus macrocephalus Tilesius, 1810
地域名ボンダラ(北海道)タチ(北海道・秋田)マイダラ(富山)スイボウ(石川)ヒゲダラ(神奈川)アカハダ(兵庫)
分布朝鮮半島、北緯34度以北の北太平洋。大陸棚〜大陸棚斜面。北海道から東北の沿岸。水深150〜300mの底層に多い。産卵期には50m付近までくる。
漁法底引き網、定置網、延縄
寿命8年ほど
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マダラ【真鱈】タラ類で最大サイズとなるマダラ。脂肪が少なくクセの無いやわらかな白身は全国の家庭でも親しまれており、鍋物・汁物や、ソテー、ムニエルなどの洋食料理でも人気がある日本の食卓を代表する重要な魚。白子も楽しむことができる。

マダラの基本情報

マダラは日本の冬の食卓を代表する魚のひとつです。
秋から冬に多く入荷され、鍋料理や、鱈ちり、ムニエル、そして白子料理など、多くの料理があります。

サケと同じく北国を代表する魚で、大きいものだと1mを超えます。
主な産地は北の海となり、北海道で4割、その他6割のほとんどが東北・信越地方で漁獲されています。

メスよりオスのほうが値が高い

マダラはメスよりもオスのほうが値が高く、鮮魚として流通する多くはオスです。
その理由としては身の質がオスのほうが良いとされ、オスには白子しらこと呼ばれる精巣があり、この白子が美味しいからという理由もあります。

マダラの呼び方の違い

多くはタラと言われ、他にも地域ごとにホンダラ、アカハダ、コボダラ、スイボオ、マイダラなどと呼ばれます。
小さいものはポンタラとも言われます。
産卵後のマダラのことを、出鱈(デタラ)と言ったりします。

スケトウダラも同じくタラと呼ばれるため、スケソウダラと区別するためにもマダラは「マダラ」と区別して呼ぶようにしている人もいます。

マダラの名前の由来

マダラの名前の由来は、身体がまだら模様をしているから「マダラ」と呼ばれる説があります。他にも身が真っ白で切っても血が出ないことから「血が足らぬ」というところからタラという名が付いたなど所説あります。

漢字の「鱈」という字、タラの身やお腹が雪のように白いことから「鱈」という漢字だと言われています。

豆知識!

たらふく食べる」という言葉は、食欲旺盛なタラの成魚が餌をたくさん食べてお腹が膨らんだ姿から「鱈腹」といわれるようになりました。

マダラの生態・漁法

マダラは北緯35〜37度の太平洋北部、朝鮮半島からオホーツク海、北はベーリング海、東はカリフォルニア州までと広く分布してる魚です。

主な産地

日本では北海道全域と、太平洋側では青森から茨城、日本海側では山口県までの沿岸で獲られます。

マダラの生態

夏は800mほどの深場に潜っており、産卵期には200m内の浅瀬に移動してきます。
群れになって回遊するものと、あまり回遊しないものがおり、回遊しないタラは「根ダラ」とも言われます。

漁獲方法

主には底引き網や定置網、延縄などで漁獲されます。

マダラの旬

マダラの旬は産卵期と同じ12月〜2月の冬の時期です。
産卵に向けて北上し、オスの白子も大きくなるのがこの時期です。

マダラの味わい・味の特徴

皮はやや厚みがあり弾力があります。身は白く水分が多く、加熱しても固くならずホロホロとほぐれる柔らかさがあります。
クセがなく、鍋物や汁物などに重宝されます。

身の水分が多いため、痛むのが早くお刺身などにするには鮮度が良いものを選ぶ必要があります。
身の味わいは淡白なため、昆布締めなどにすると印象が大きく変わります。

マダラの加工品

白子

マダラのオスには白子しらこという精巣があり、これが美味しく人気です。

白子

マダラ子

干物

チャンジャ

参考文献・参考Webサイト

以下は、いつもお世話になっている書籍・Webサイトや、今回参考にさせていただきました書籍・Webサイトになります。ありがとうございます!

【書籍】

  • 荒賀忠一,望月賢二,中坊徹次,小西和人,今井浩次,小西英人著編集(1995)『新さかな大図鑑―釣魚 カラー大全』株式会社週刊釣りサンデー.
  • 小西英人(2018-2021)『釣魚1400種図鑑』株式会社KADOKAWA.
  • 石川皓章著(2010-2019)『海の魚 大図鑑』瀬能宏監修,隔週刊つり情報編集部編,日東書院本社.
  • 『おとな図鑑(2) おいしいお魚百科』藤原昌高監修,ぴあレジャーMOOKS編集部.
  • 藤原昌高(2013)『からだにおいしい魚の便利帳』高橋書店.
  • 島津修(2020)『いちばんくわしい 魚のおろし方と料理』高橋書店.
  • 『形別 魚のおろし方』(2009-2011)柴田書店.

【Webサイト】

ヽ Author ゞ

おびれ〃

とともん管理人です。元魚屋勤務・海鮮居酒屋店主。調理師。常に魚の情報を追求しています。
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