1月は寒さが本番を迎え、海水温が下がり、多くの魚に脂がのります。そんな1月に旬の魚介といえば、ブリ、マダラ、アンコウ、マガキ、ズワイガニ、トラフグが代表的です。
ウチワエビ
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1月は寒さが本番を迎え、海水温が下がり、多くの魚に脂がのります。そんな1月に旬の魚介といえば、ブリ、マダラ、アンコウ、マガキ、ズワイガニ、トラフグが代表的です。
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年明けの1月からは本当に厳しい寒さが続きます。海の水温も低下しているため、脂がのった魚や肝や生殖巣が大きくなった魚介が多くみられます。
12月頃から旬を迎えた魚介は引き続き1月も旬となります。
そんな1月に旬・人気の魚介について代表的なものを見ていきましょう!
新年一発目の料理と言えば、お節というご家庭も多いのではないでしょうか。新年を祝うためにもお節料理には縁起の良いとされる魚介がおすすめです!
エビの王様と呼ばれる伊勢海老や、クルマエビ(養殖)などの高級エビも、1月を含めた冬の時期が旬となります。
毎年、新年の初競りで本マグロが億単位で競り落とされるニュースが定番となっていますね。
2019年では3億円を超えるなど、毎年景気の良いニュースが聞こえてきます。そんなクロマグロは1月頃が旬となります。
水温が下がった津軽海峡の大間の本マグロは、たくさんエサを食べていて皮下にたっぷりを脂を蓄えていてることから、もっとも高値で取引されるるマグロとして有名です。
余談ですが、初競りで最高値になった本マグロを普通に寿司にすると、一貫約2万ほどにもなり、元を取ろうとしても当然高値すぎて売れないということで実際には赤字です。しかし、必ず大々的にニュースとして報道され、初競りで一番良いマグロを獲得した会社やお店というのは、必ず話題にもなります。そのため宣伝効果が大きいとされ、それを目的ともされています。
クロマグロ以外でもメバチマグロも冬に旬を迎えます。
主には冷凍で流通するものではありますが、冬の国内で獲れるものもとても美味しくなります。
1月に旬の魚介といえば、ブリ(寒ブリ)、タラ、フグ、アンコウ、牡蠣、カニなどが代表的です。
ブリは回遊の関係で産卵のためにたくさんエサを食べてから冬の時期に日本列島を南下します。
たっぷりと脂肪を蓄えて冬の寒さで身が締まったブリはまさに絶品です。
寒ブリといえば、特に富山湾で獲れる氷見寒ブリが有名で、冬になるとニュースにもなります。
マダラ冬にはエサをたくさん食べるためでっぷり太ります。
さらにマダラのオスは冬に白子が大きくなります。
この白子が絶品です。そのためマダラはメスよりオスのほうが市場価値が高くなります。
アンコウも冬に美味しくなります。
アンコウと言えば、重要なのが肝の「あん肝」です。あん肝はアンコウ鍋に必須でもあるため、身とセットで販売されるのが定番です。
前述した魚介ですが、どれもが鍋料理にぴったりの魚介です。
寒ブリはしゃぶしゃぶにしたり、タラは白子と一緒に鍋(たづ鍋、たらちり)、フグもフグ鍋(てっちり・ふぐちり)、アンコウは肝と一緒にアンコウ鍋、牡蠣はマガキを使ってかき鍋、そしてカニといえばズワイガニを使ったカニ鍋がおすすめです。
通風鍋というのは牡蠣、白子、あん肝などプリン体を多く含む食材を贅沢に使う鍋のことです。冬に旬の魚介を鍋にまとめるとこのように通風鍋になります。プリン体が気になる人もこの日だけは通風鍋とビールで乾杯してもいいかもしれません。(通風鍋で通風になったという事例は無いようです)
(参考:痛風鍋 – Wikipedia)
近年は温暖化の影響がマガキにもあるようです。暖かい日が続くとカキの成長も悪くなってしまいます。そのため12月はまだ小ぶりなこともあるようで、1月2月のほうが良いカキが手に入るかもしれません。
マガキは冬に多く流通するため、冬という印象が強いですが、ホタテも同じく冬が旬となります。
ホタテは天然・養殖に味に差は無く、いつでも安定して美味しいホタテが食べられます。最も美味しいとされる時期は春までの冬のシーズンです。
海なし県にお住まいの方の場合、夏は渓流釣り、冬はワカサギ釣りという方も多いのではないでしょうか。
ワカサギ釣りをする人の中には仕事前にワカサギ釣りに行くというほど、ほぼ毎日ワカサギ釣りをする人もいます。
そんなワカサギは、地域(湖)にもよりますがベストシーズンが冬です。
氷上釣りをやる場合、12月はまだ暖かくて氷が張らない地域が多くなりましたが、1月頃からは本格的な寒さが続くため、湖によっては厚く氷が張り、氷に穴を開けてワカサギを釣る氷上釣りなどを楽しむこともできます。