12月は一年の締めくくりの月で、年末年始や忘年会などさまざまなイベントで賑わう月です。そんな12月に旬・人気の魚介といえば、ブリ、ヒラメ、サワラ、マサバ、マダラ、ズワイガニ、トラフグ、マガキ、アンコウ、イセエビ、ワカサギなどが代表的です。
トヤマエビ
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12月は一年の締めくくりの月で、年末年始や忘年会などさまざまなイベントで賑わう月です。そんな12月に旬・人気の魚介といえば、ブリ、ヒラメ、サワラ、マサバ、マダラ、ズワイガニ、トラフグ、マガキ、アンコウ、イセエビ、ワカサギなどが代表的です。
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12月は一年の締めくくりの月です!
年末年始需要を見据えて漁業関係者が最も盛り上がる月でもあります。そんな12月に旬・人気の魚介について代表的なものをみていきましょう!
11月は地域によってはまだ暖かさを感じますが、12月となると、どの地域でも気温が下がり、海も本格的に冬の海へと移行していきます。

氷見寒ブリなど、寒が付く魚と言えば、ブリ、サワラ、ヒラメなどがおり、これらの魚は12月頃から旬の時期を迎えます。

サワラについては漢字で鰆と書くので、春が一番の旬かと思いますが、脂が一番のるのは秋から春までの冬の時期となります。

冬の鍋の具材といえば魚介とも言えるほど、12月頃から旬を迎える魚介は鍋に適しているものが多いです。
代表的なのは、白子も入れたタラ鍋、ズワイガニやタラバガニを使ったカニ鍋、旬を迎えたマガキを使った牡蠣鍋、大きくなった肝をつかったアンコウ鍋や、ふぐ鍋などが絶品です。
12月といえば、アンコウやヒラメ、キンメダイなど海底・深海に生息する魚や、ズワイガニなどの甲殻類が美味しくなる時期です。

12月から美味しくなる魚介には、春に産卵期を迎える肉食の大型回遊魚などがいます。
代表的なのはクロマグロ・メバチマグロ、ブリなどですね。
これらのお魚は春の産卵に備えてたくさんエサを食べて栄養を蓄えようとするため、身が太り脂が多くなります。

日本の代表的な回遊魚と言えばブリですが、ブリはエサを求めながら北海道付近まで北上し、その後産卵のために産卵場である九州沿岸付近を目指して南下します。
この南下してくる時期がちょうど12月くらいからであるため、丸々と太ったブリを漁獲できるというわけですね。

アンコウなどは寒さが増す時期に肝が大きくなります。鍋料理の王様とも言えるアンコウ鍋にはあん肝が欠かせず、まさに12月からの冬の味覚と言えます。

12月といえば年末年始が控えていますよね。
年末年始といえば多くのご家庭で鍋やお寿司、お節などで賑わうことになります。
他にも忘年会などで飲み会が増える時期でもあります。

そのため関係者にとっては大忙しの時期でもあります。12月ともなると寒い季節風が吹き荒れ、漁も厳しい日が多いですが、それでも水揚げされる魚介には高値が付きやすいため、多くの関係者が活気づく時期が12月とも言えます。

12月というと本格的に寒いため海釣りはやらないという人も多いかもしれませんが、そんな冬にベストシーズンを迎えるのがワカサギ釣りです。
地域によっては9月頃がベストシーズンでもありますが、全国的な最盛期といえば12月頃なのがワカサギです。
最近は温暖化の影響もあって12月には湖に氷が張らないことがほとんどです。そのためワカサギの氷上釣りは12月には行えないことが多いかもしれませんが、ドーム船での釣りはベストシーズンとなります。