北海道は日本海、太平洋、オホーツク海の3つの海に囲まれており、多種多様な魚介を獲ることができます。水揚げ量が多く、日本全体の水揚げ量の約4分の1を占めるほどの水揚げ量を誇っています。特にサケやマス、タラ、ホッケ、イカ、ホタテなど、日本の食卓に欠かせない重要海産物の水揚げ量が多いのが特徴です。
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北海道は日本海、太平洋、オホーツク海の3つの海に囲まれており、多種多様な魚介を獲ることができます。水揚げ量が多く、日本全体の水揚げ量の約4分の1を占めるほどの水揚げ量を誇っています。特にサケやマス、タラ、ホッケ、イカ、ホタテなど、日本の食卓に欠かせない重要海産物の水揚げ量が多いのが特徴です。
北海道は、日本の最北端に位置し、日本海、太平洋、オホーツク海に囲まれています。
日本海側からは北からはリマン海流、太平洋側からは親潮(千島海流)が流れ、南の日本海側から対馬海流が流れ込みます。そのため、海の特徴が多岐にわたり数々の魚介の産地となっています。
北海道では国内全体の約4分の1の漁獲量があるほど、多くの魚介類が水揚げされます。
四方を海で囲まれ、日本海・オホーツク海・太平洋の豊かな水産資源に恵まれている北海道。日本では沖縄県も四方を海に囲まれていますが、北海道は潮の流れが非常に入り組んでいるため、様々な魚介類が生息しており、その数も圧倒的に多いと言われています。
北海道では古くから漁業が盛んであったことはこれに由来し、最新のデータにおいても北海道の漁船が水揚げする魚介類は、日本の漁獲量の約4分の1を占めています。
引用元:北海道の魚・海産物まるわかり! 旬カレンダーと道内でしか食べられない魚介も紹介|PREZO(プレゾ) – 北海道の豊かな恵みを産地直送
北海道には全国で水揚げ・金額ともにNo.1となる魚介がたくさんあります。
北海道はサケの水揚げ量が日本一であり(日本の漁獲量の82.6%が北海道産)、鮭、秋鮭、銀鮭、鱒など、多種多様なサケ・マス類が水揚げされます。サケなどは日本の国民食とも言えるほど人気の魚で、日本全国の市場に流通しています。
タラ、ホッケなどは北の寒い海に分布するため、主に北海道で獲ることができます。
冬は鍋物・煮物、夏は干物や焼き物など、一年を通して美味しく味わうことができ、サケ・マスと同じくこちらも日本全国の市場に流通しています。
ヤリイカ、スルメイカ、アオリイカなど、イカ類の多くが北海道で獲ることができます。
北海道では魚だけではなく、貝類の名産地でもあります。ホタテやアサリ、つぶ貝、アワビなど日本全国で人気の貝類が北海道で獲れます。ホタテは天然物はもちろん養殖も盛んに行われています。
北海道ではズワイガニや、毛ガニ、タラバガニなどが水揚げされます。
なかでもオホーツク海で獲れる毛ガニは通年楽しむことができ、北海道を代表するカニのひとつです。
北海道は面積も広く、多くの漁港があります。漁港の数の多さは都道府県No.1です。
代表的な漁港の一部を紹介します。どこも日本全国で水揚げ量上位の港になります。
網走港は北海道の北東部、オホーツク海に面する漁港です。流氷が流れ込む海域に位置しています。
沖合漁業、沿岸漁業の基地としてや、網走市、北見市周辺の物流を支える港です。
サケやタラ、ホッケ、カニなど北海道の海産物全般が水揚げされます。
釧路港は北海道釧路市にあり、北海道有数の規模を誇る総合湾港湾施設であり国際港湾です。
昔から世界最大の水揚げ量を誇る漁港として有名で、2022年まで日本全国2位の水揚げ量となり4年連続です。
函館港は北海道函館市にあります。渡島半島南端に位置し、津軽海峡に面した漁港で、日本国内で最初の貿易港となった港の一つです。イカの水揚げ量が多く、イカの街と呼ばれてきました。昨今ではその数が激減してきており、変わりにブリが増えてきています。
小樽港は北海道小樽市にある港湾です。
港内にはクルーズ船の発着施設が整備されており、「環日本海クルーズ」の普及に向けた取り組みを行っています。
稚内港は北海道最北端に位置する稚内市にある港湾です。
最北端のため、ロシアとの貿易の窓口ともして機能していて国際交流が盛んです。
根室港は北海道最東端の根室半島に位置する港湾です。オホーツク海と太平洋側それぞれに区があり、オホーツク海側は「根室港区」、太平洋側は「花咲港区」として構成されています。
古くから貿易が盛んな港でホッケ、サケ、タラ、マス、ホタテなどが多く、カニやウニなども多く輸入しています。